TX, NM 旅行(6日目)

Socorro から White Sands National Monument へ。

White Sands National Monument は、公園入口にビジターセンターがあり、そこから Dunes Drive という車道が続いている。
途中まで舗装されており、未舗装の部分も踏み固められていて運転は楽。

車で最奥部まで行き、Alkali Flat Trail を歩いた。
一周5マイル弱のコースで、ちょうど2時間半かかった。
寒い日だったが、日差しのある場所は暑く、長袖一枚でも寒くなかった。
飲み物は必須。

夕方4時からは Sunset Stroll というツアーに参加(無料)。
レンジャーさんが公園の概要や棲息する動植物について説明してくれるもので、自分たちを含めて15人ほどの参加者がいた。
ここで、公園の成り立ちについて話が聞けた。
周囲の山々から石膏(硫酸カルシウム)を含んだ水が公園の地域に流れ込むが、この地域は valley ではなく basin のため、流れ込んだ水がどこかに流れ去ることなく滞留する。
その場所は Lake Lucero と呼ばれている。
この地域は風が強いため、流れ込んだ水が蒸発し石膏成分が残る。
これが湖面に晶出する。
ほぼ一年を通して吹いている南西からの風により、この結晶が湖から移動するが、移動途中に結晶が地面や他の結晶とこすれ合うことで、細かな石膏の粒ができるとのこと。

植物の話も興味深かった。
石膏の「砂丘」は一年に10〜15フィート(うろ覚え)ほど移動するらしい。
すると、「砂丘」が移動する先の地面に生える植物(ユッカ、ミントなど)は、地面より上に顔を出し続けるためには、この移動速度を上回る速度で成長する必要がある。
「砂丘」がさらに移動して地面の高さが下がると、高さを獲得した植物は、今度は根っこの部分が地表に出てくる。
そうすると、高さを支えられずに傾いたり倒れてしまうらしい。
このあたりの植物の一世代は3〜4年とのこと。

風によって「砂丘」が移動しているため、舗装道路やピクニックスペース、トイレなども、そのままにしておくとやがて「砂丘」に覆われてしまう。
そのため、数年(確か5年くらい)の頻度でこれらの施設も移動させているとのこと。
なお、石膏の地表の下80cmには水があるそうだ。

その他、外来種のオリックスが土着の生態系を脅かしていることなどを聞いた。

ツアーが終わったころに日の入り(5:18ごろ)を迎えた。
公園は日の入りの時刻に閉鎖される(この日の閉鎖時刻は夕方6時)ので、そのタイミングで公園を後にした。

夕食はニューメキシコ州 Ruidoso(ルイドソ)という町にある Landlocked Restaurant & Bar というお店。
今日は贅沢をしてリブアイを食べた。

今夜の宿は Roswell(ロズウェル)にて。
UFO騒動で一躍有名になった町だ。
宇宙人の顔をした街灯があり、コカコーラの自販機には宇宙人が描かれていた。