iOSデバイスでS/MIME

iOS 5で楽しみにしていた機能の一つがS/MIME対応。
これまで、大事なメールはPCのメーラでは暗号化してやり取りしていたが、iPod touchはS/MIMEに対応していなかった。
そのため、暗号化されたメールをiPod touchで見ると、”smime.p7m”という添付ファイルだけがあって内容を見ることができなかったが、iOS 5デバイス(iPhone, iPad, iPod touch)でS/MIMEが利用できるようになった。
設定方法はAppleのサポートフォーラムにあった。
結局のところ、下記の方法が使えるようだ。どれでも結果は同じ。
1. 母艦のPCにiPhone 構成ユーティリティをインストールし、USBケーブルをつないで証明書をiOSデバイスに転送
2. 証明書を .p12 ファイルとして、メールなりiCloudなりでiOSデバイスに送付
3. iOSデバイスで認証機関から証明書を直接ダウンロード
自分は、2. の方法で証明書をインストールした。新しいソフトウェアを入手する必要もないので、この方法が楽だと思う。
証明書をインストールすると、メールの設定画面から、メール送信時に署名・暗号化するかをアカウントごとに設定できる。
署名の付加と暗号化のオンオフは別々に設定できるので、署名だけして暗号化はしない、といった設定も可能。
ただし、設定をオンにすると送信するすべてのメールにその設定が有効になるので、特定のメールだけ署名する/暗号化するといったことはできない。
なお、証明書をインストールしておきさえすれば、送信メールの設定によらず、受信メールの署名の検証・復号化が可能。
メール受信時はFromの欄に署名・暗号化の状況がアイコンで表示される。Mac OS XのMail.appと同様、チェックマークが署名済み、南京錠のマークが暗号化済みを表す。

From欄の差出人名をクリックすると、差出人情報の画面でも署名・暗号化されていることが分かる。

メール送信時、暗号化して送信できる場合は、上部 (New Messageと書いた部分) とTo欄の宛先に南京錠のマークが現れる。

暗号化して送信できないときは、New Messageの部分の南京錠マークが消え、宛先も赤色に変わる。

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